第362話『最大難関「双門の滝」』(奈良県/下市口~天川川合 2020年10月24~26日+27日)

最大難関といわれる「双門の滝」、日本百名山「八経ヶ岳」を目指して奈良県にやって来ました。
東京始発で下市口駅に到着したのは14:00、下市口駅からさらにバスに揺られて天川川合に15:15到着!

深夜バス「大和号」で前夜東京発であれば天理駅に朝6:00到着で余裕の行程でしたが、新型コロナウィルスの影響に
より運休中でした。残念! (≧д≦)。

下市口駅

奈良交通バス

車内

天川川合バス停

ここでも新型コロナウィルスの影響が…
食事を当てにしていた食堂は
15:00で終了していました。

小路の駅「てん」さんが開店していました。

店舗前

天川名物 芋ぼた

山バッチ
ここで山バッチ
売っていたので購入!

付近を散策します。

天水分神社・鳥居

天水分神社・拝殿

ススキ越しに祖父ヶ峰
秋らしい写真が撮れて大満足です~♪

南朝旧臣位衆伝御の碑
ここは南朝ゆかり深い場所で
、四代の天皇に供奉した天川
郷士が後村上天皇より位衆伝
御という称号を下さったとの
ことです。

「みたらい渓谷」も紅葉っぽくて、川の水もとってもブルーでした。



翌朝、「双門の滝」を目指して出発! ※諸事情により公開できないものはモザイク写真で掲載します。

朝食

モザイク①

8:03熊渡を出発

川迫川・弥山川合流

熊渡から弥山川を遡ってゆき行きます。 
林道を歩いて河原に出るとそこは白川八丁です。 さらに河原沿いに歩いてゆくと最初の滝「釜滝」が現れます。
釜滝の水量で登山判断となりますが、今日は水量多めです。

モザイク②(林道①)

モザイク③(林道②)

白川八丁

9:05釜滝

しばらく川の左側を歩いてゆきます。

新旧ハシゴ橋

取水堰堤

モザイク④(登山道)

遺族の願いプレート

対岸に「双門弥山線歩道」標識出たら徒渉です。 ここの小橋が流されており徒渉失敗リスクもある場所です。

徒渉ポイント

双門弥山線歩道標識

ピンクキノコ発見!
キノコの名は「マスタケ」。
鱒の身色からその名がついた
みたいです。

川の右側を進んでゆくと、「一の滝」が現れました。

目指す滝見平(中央奥)

ハシゴ橋
一の滝
吊橋

ここからは鉄ハシゴ連続の急登となります。足ガクガクになりましたが何とか「12:52滝テラス」に到着です。

モザイク⑤(鉄ハシゴ)

モザイク⑥(滝テラス)
双門の滝
滝テラスから「双門の滝」を
見ることが出来ます。

双門の滝は、上級者登山ルー
トでしか行くことが出来ず、
毎年のように遭難事故が発生
している最大難関といえる滝
です。

双門の滝(全景)

目的地の「双門の滝」でやって来ましたが、先はまだまだ登りが続きます。
狼平に宿泊予定でしたが、狼平まであと3時間は足が持たないと判断してここでビバークを決断しました。

テント

翌朝6:36出発

弥山方向

稲村ヶ岳方面

尾根を越えて急な下りが終了すると弥山川に出ました。ここからは沢沿いに歩きますが道は不明瞭です。
登山道目印の赤テープを探し
ながら、川を幾度となく左右
に渡って登ってゆきます。

この鎖ハシゴも鉄筋道も登山道で、これを通らないと先には進めません。
鎖ハシゴ 鉄杭道

双門コースを抜けて天川コースに合流しました。
双門コースは下山禁止だったんですね。2組すれ違いましたが、あのコース下りは危険ヤバ過ぎて行きたくないですね。

10:47狼平吊橋

狼平避難小屋

天川コース

整備されて歩きやすい天川コースで、あっという間に「弥山」に到着! 山頂の弥山神社に寄って12:28弥山小屋に到着。

八経ヶ岳

弥山神社①

弥山神社②

弥山小屋①

弥山小屋②

下山時間を計算すると少し足りないかも… 天川付近には宿が少ないので脱出しなければ…
急いで「八経ヶ岳」をピストンし行者環トンネルの弥山登山口へ下山します。
山頂
聖宝ノ宿跡

弁天の森

行者環トンネル方面

15:23弥山登山口

送迎タクシー
バス停 行程
タクシーで天川川合まで行き、
何とかバス時刻に間に合いました。

【おまけ】当日中に東京帰宅不可なので、下市口でもう一泊してから帰宅しました。

松月館さん

駅弁①

駅弁②

駅弁③

今回は、日本の滝100選「双門の滝」と日本百名山「八経ヶ岳」を踏破した旅でした。
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