第361話『松茸小屋と荒船風穴』(長野県/小布施~群馬県/下仁田 2020年10月18~19日)

昨年の松茸料理が美味しかったので、今年も「松茸小屋」目的で長野県にやって来ました。
秋の味覚を満喫します。まずは小布施の竹風堂本店で栗料理~♪

店舗前

栗おこわ(山里定食)

栗あんしるこ、栗みぞれ

本店限定の栗子餅は終了…
栗おこわ/10月10日より新栗仕込み開始の栗おこわです。
栗あんしるこ/栗あんだけのお汁粉です。
栗みぞれ/栗を長く漬けておいた蜜と栗あんのみぞれです。



「善光寺」へ

【国宝】本堂
10数回もの火災に遭っていますが、その度に復興されて
います。

「日本の音風景百選」に選ばれた鐘楼
毎日の時の鐘として今も用いられています。

参道を散策しながら買い食いします。
丸八たきやさん「野沢菜おやき」 豆吉本舗 信州つち茂店さん「ラー油野沢菜おやき」
九九や旬粋さん「善光寺九九福」 栗庵風味堂「小布施まんまる栗バウム」
根元 八幡屋礒五郎さん「スパイス・ジェラート」※8種類のスパイスかけ放題です。
「おためし七味」も買いました。
七味唐がらし、ゆず七味、山椒七味、焙煎一味
バードアイ、七味ガラムマサラ、ラーメン七味

店舗脇に駐車していた七味缶の軽トラは、クルマ缶
らしいです。とても目立っていました。

長野駅まで行って、「信州蕎麦の草笛」さんでそばも頂きました。

店舗入口

くるみ蕎麦

野菜天ざる蕎麦

地酒(真澄 純米吟醸)



翌日、「川中島古戦場(八幡原史跡公園)」へ
ここは、第4次川中島の戦いで武田信玄が本陣を置いた場所
で、上杉謙信が単騎で愛刀・小豆長光を振りかざして本陣に
切り込み、不意を突かれた信玄は軍配で謙信の太刀を受けた
という有名な「三太刀七太刀」の地でもあり、八幡社境内に
は両雄一騎討ちの銅像があります。

第4次川中島の戦いは、5回にわたる戦いの中で唯一大規模
な戦いで7000名を数える死者が出ており、武田軍の軍司
・山本勘助、信玄の弟・武田信繁などが討死しています。

川中島合戦両雄一騎討像

八幡社参道

川中島古戦場解説板

三太刀七太刀碑

執念の石

逆槐

川中島大合戦図
「風林火山」の旗
武田軍の軍旗である旗は、武
田氏の菩提寺恵林寺の禅僧快
川紹喜の筆で、「疾きのこと
風のごとく、徐かなること林
の如く、侵掠すること火の如
く、動かざること山の如し」
は軍隊運用術でもあります。
「毘」「龍」の旗
上杉軍の軍旗で「毘」は謙信
の信仰した毘沙門天を意味し
、戦場に毘沙門天と共にあり
。「龍」は乱れ龍を意味し、
突撃の時まっ先に押し立てて
進んだ突撃用軍旗です。

公園駐車場で売っていた果物・野菜も安くて美味しかったので紹介です。

長澤果樹園さん


長いも
柿(筆柿、次郎柿)
りんご(シナノスイート、秋映)

全部で1700円だったと記憶しています。



いよいよ松茸小屋です。長野から上田に移動しました。

二幸園さん

入口

店内

食前セッティング

陶板焼き

松茸茶碗蒸し、土瓶蒸し

松茸なべ

松茸天ぷら

一本姿炭焼松茸

松茸銀蒸し

デザート

メニュー表

粗品
松茸フルコースで大満喫! 松茸ごはん・松茸汁がおかわり自由でした。



群馬県まで移動して、世界遺産「荒船風穴」までやってきました。

荒船風穴は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の1つで、風穴の冷風を利用した天然冷蔵庫です。
電気普及前までは、ここで蚕の卵を冷蔵して孵化を遅らせることにより、通年で絹生産を実現させることが出来ました。

風穴全景

1号風穴

2号風穴

3号風穴(下から)

3号風穴(上から)
今回は、秋の味覚を求めた信州巡りの満腹旅でした~♪
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