第420話『羊蹄山とアポイ岳』(北海道/羊蹄山~新千歳空港 2023年7月2~4日)

今回は北海道! 羊蹄山とアポイ岳の登山を中心に美味しいものも堪能致します。
そして「羊蹄山」京極登山口までやって来ました。

羊蹄山

登山道京極登山口

一合目

二合目

三合目

四合目

五合目

雲海の上に出ました。

六合目

左:余市岳、右:無意根山

七合目

京極町街

九合目

山頂尾根に出ました。

尾根

京極分岐

羊蹄山火口
駐車場からここまで4時間20分でした。

羊蹄山には4つの登山コースがありますが、今回登った京
極登山コースは5合目付近から傾斜がきつくなり、7合目
からジグザグを繰り返して登り、最後は崩壊気味の岩場を
登って尾根に到着します。
尾根を進んで山頂へ

尾根

山頂

登頂写真
キラキラ~☆彡
標柱


下山して、名水百選選定の「羊蹄のふきだし湧水」へ

湧水口案内
羊蹄山に降った雨や雪が、こ
こからコンコンと湧き出てお
り、湧出量は1日約8万トン
です。

羊蹄のふきだし湧水

公園内の「名水プラザ」でもふきだし湧水を飲むことが出来ます。

名水プラザ

ふきだし湧水「京極名水」
ジンギスカンも食べたかったのですが、大人数の予約者の
食事が始まったばかりだったので断念しました。

そして、山バッチも買い忘れてしまった…(;^ω^)



特別天然記念物「昭和新山」まで一気に移動!まずは「洞爺湖有珠山ジオパーク情報館」で予習!
情報館は、国内第一号の「世界ジオパーク」、有珠山・洞爺湖をめぐる人々に魅力をわかりやすく伝える施設です。

昭和新山

ジオパーク情報館

2000年有珠山噴火

ジオパークパートナー

ジオパークパネル

「世界ジオパーク」国内認定
第一号

変動する大地の歴史/噴

変動する大地の歴史/人

三松正夫さん像と昭和新山

昭和新山
三松正夫さんは、麦畑であったこの地が隆起し始めて出来た昭和新山の成長観測をして、貴重な記録を世に残された
方です。この記録はのちに「ミマツダイヤグラム」と命名され、世界でも貴重な火山活動記録となっています。



さらに静内まで移動!温泉に入って登山口に前日入りへ。

翌朝「アポイ岳」へ登山開始。登山道は王子製紙社有林を通りるようです。王子製紙さんありがとう。

王子製紙社有林

アポイ岳入口

クツ洗い場
おねがい

アポイ岳の貴重な高山植物を
守るため川で靴の泥を洗い流
し外来植物の侵入を防ぎまし
ょう。

アポイ岳は標高810mの低山でありながら、5合目付近から森林限界になっており、2000m級高山植物が咲き
誇ります。アポイ岳高山植物群落として国指定の特別天然記念物に選定されております。

一合目

クマよけ鐘

二合目

三合目、クマよけ鐘
4合目までは樹林帯で、
色々な樹木が楽しめます。

アオハダ

イタヤカエデ

ナナカマド

ホウノキ

キタゴヨウマツ

ハクウンボク

トドマツ

第五休憩所
810mという低い標高ながら約80種の高山植物が生育
し、しかも亜種・変種・品種を含む固有種は20種近くに
およびます。これほど、固有種が集中するのは世界的に見
ても珍しいことです。

これは、アポイ岳が海に近く冷涼な気象条件にさらされて
いることに加え、植物の生育を阻害するかんらん岩が平地
の植物の侵入を防ぐバリアとなり、疑似的な高山帯をつく
っているためと考えられています。

四合目

五合目(標高380m)付近から森林限界になります。

五合目

アポイ岳

七合目

登山道

冬島漁港方面

八合目

九合目

アポイ岳頂上

吉田岳まで行こうと歩き始めたところ…、新品うんこ発見!小さいので子供ヒグマのもので間違いなし!

山頂標識

吉田岳まで1.5km

手前:吉田岳、奥三連山:ピンネシリ

子グマの新品うんこ

ドキドキしながら周りを慎重に見渡しましたがクマはいませんでした。
でも吉田岳まで行くのは中止です。植物写真を撮りながら下山します。

アポイ岳高山植物群落

固有種:アポイ岳のみに生育
固有変種:アポイ岳のみに生育する変わり種

【固有種】
エゾコウゾリナ

【固有種】
サマニオトギリ

【固有変種】
アポイハハコ

【固有変種】
アポイヤマブキショウマ

エゾノカワラマツバ

イブキジャコウソウ

ハクサンシャクナゲ

キンロバイ



下山して「アポイ岳ジオパーク」に寄って、アポイ岳の知識をもっと高めます 。

アポイ岳ジオパーク

アポイ岳マップ

アポイ岳ジオパークの
楽しみ方

アポイとともに歩んだ人々

希少ないきもの

エゾナキウサギ

アポイ岳の不思議な植生

かんらんの山岩に咲く
高値の花
低山のアポイ岳に高山植物が咲く理由は、気象条件だけではないようです。
理由1:かんらん岩
アポイ岳をつくる「かんらん岩」という岩石からつくられた土壌には、植物の生育を阻害する成分が多く含まれてい
ます。また、かんらん岩は削られにくく土壌の堆積に時間がかかるうえ、できた土壌も風雨で移動しやすいので、ア
ポイ岳の土壌は薄く、乾燥しやすく、栄養にも乏しいのです。

かんらん岩と石灰岩

蛇紋岩
蛇紋岩は、「かんらん岩」が
地下深部で水分の作用を受け
て変質してできる岩石です。

つまり「かんらん岩」は、蛇
紋岩になる前の岩石で、ほと
んどの「かんらん岩」は蛇紋
岩に変わってしまうそうです

「蛇紋岩」と高山植物が見ら
れる代表的な山



「道の駅サラブレッドロード新冠」まで移動。出迎えてくれたのは伝説の名馬ハイセイコー号♪
ここには新冠ゆかりの名馬の顕彰碑が設置されています。全部写真撮りましたのでお腹一杯ご堪能ください。

道の駅
サラブレッドロード新冠

ハイセイコー号銅像

タマモクロス
第97回天皇賞(春)
第29回宝塚記念
第98回天皇賞(秋)

トウカイテイオー
第51回皐月賞
第58回日本ダービー
第12回ジャパンカップ
第38回有馬記念

ヤマニンゼファー
第42回安田記念
第43回安田記念
第108回天皇賞(秋)

ビワハヤヒデ顕彰碑
第54回菊花賞
第109回天皇賞(春)
第35回宝塚記念

ナリタブライアン
第45回朝日杯3歳S
第54回皐月賞
第61回日本ダービー
第55回菊花賞
第39回有馬記念

マヤノトップガン
第56回菊花賞
第40回有馬記念
第37回宝塚記念
第115回天皇賞(春)
どうやらGⅠ優勝馬のみが、
顕彰されているようです。

キズナ
第80回日本ダービー

ディープブリランチ
第79回日本ダービー

レインボーダリア
第37回エリザベス女王杯

ビートブラック
第145回天皇賞(春)

アーネストリー
第52回宝塚記念

ピンクカメオ
第12回NHKマイルカップ

ローレルゲレイロ
第39回高松宮記念
第43回スプリンターズS

テイエムプリキュア
第57回阪神ジュベナイルF

ロジック
第11回NHKマイルカップ

マイネルキッツ
第139回天皇賞(春)

コスモサンビーム
第55回朝日杯HS

ヘヴンリーロマンス
第132回天皇賞(秋)

ノーリーズン
第62回皐月賞

シルクプリマドンナ
第61回オークス

ウメノファイバー
第60回オークス

アインブライド
第49回阪神3歳牝馬S

ファレノプシス
第58回桜花賞
第3回秋華賞
第52回エリザベス女王杯

キングヘイロー
第30回高松宮記念

シルクジャスティス
第42回有馬記念

ビワハイジ
第47回阪神3歳牝馬S

マーベラスサンデー
第38回宝塚記念

オフサイドトラップ
第118回天皇賞(秋)

スエヒロジョウオー
第44回阪神3歳牝馬S

ナリタタイシン
第53回皐月賞

マーベラスクラウン
第14回ジャパンカップ

ラッキーゲラン
第40回阪神3歳ステークス

レオダーバン
第52回菊花賞

ドクタースパート
第49回皐月賞

ミヤマポピー
第13回エリザベス女王杯

アラホウトク
第48回桜花賞

ダイゴトツゲキ
第36回阪神3才ステークス

キョウワダンサー
第9回エリザベス女王杯

リードホーユー
第28回有馬記念

ヒカリデュール
第27回有馬記念

ハワイアンイメージ
第40回皐月賞

ビンゴガルー
第39回皐月賞

ホウヨウボーイ
第25回有馬記念
第84回天皇賞(秋)

プレストウコウ
第38回菊花賞

カブラヤオー
第35回皐月賞
第42回日本ダービー

タカエノカオリ
第34回桜花賞

ハイセイコー
第33回皐月賞

ヤマニンウェーブ
第66回天皇賞(秋)

メジロアサマ
第62回天皇賞(秋)

タケシバオー
第59回天皇賞(春)

ヒカルタカイ
第57回天皇賞(春)

スピードシンボリ
第55回天皇賞(春)
第14回有馬記念
第15回有馬記念

ベロナ
第26回オークス

アイテイオー
第24回オークス

ホマレボシ
第6回有馬記念

キタノオーザ
第21回菊花賞

キタノオー
第17回菊花賞
第53回天皇賞(春)

トランセンド
第11回ジャパンカップD
第28回フェブラリーS
第12回ジャパンカップD

バシケーン
第133回中山大障害

マイネルネオス
第13回中山グランドJ

キングジョイ
第131回中山大障害
第132回中山大障害

ゴッドスピード
第1回中山大障害J
全62頭
一番多い生産牧場は、「早田牧場新冠支場」の8頭、
続いて「㈲ノースヒルズマネジメント」の5頭でした。

そして、ピーマンソフトクリームが旨い!
新冠町のピーマン生産量は道内第1位とのことです。



苫小牧まで移動して宿泊です。夕飯に繰り出したのは「北のゐざかや」さん、地元の海鮮料理にしました。

お通し

国稀(特別純米)

活ほっき貝(苫小牧産)

ニシン煮つけ(苫小牧産)
北海シマエビ

活つぶ

活つぶ

えぞ乃熊(純米彗星)

カスべ煮



翌朝もう一軒、苫小牧で有名な「マルトマ食堂」に行きました。 
マルトマ食堂といえば、ホッキ貝水揚げ日本一の苫小牧ならではの多くのホッキメニューです。

店舗前

ホッキメニュー

サイン色紙満載!

注文したのはマルトマ丼
右下に剥き終えたホッキ貝殻↑発見!

そして帰宅ですが、羊蹄山の「名水プラザ」食べれなかったジンギスカンを新千歳空港で食べました。

松尾ジンギスカンさん

サッポロクラシック生大
ラムリブロース

ラムリブロース
特上ラムジンギスカン

特上ラムジンギスカン
今回は、羊蹄山とアポイ岳に登ってホッキを食べた道央旅でした。
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